lowhigh物のゲーム見聞録

主にギャルゲー、エロゲ―の感想を語るウェブログです。既プレイ向けの考察を行っているため、未プレイの方は読む記事に注意してください。

※このブログを読むにあたって

このブログを読むにあたって

初めてこのブログを見に来てくださった方、ありがとうございます。
このブログは恋愛ゲームや美少女ゲームのシナリオ考察をするブログです。
簡単な紹介等の記事も書いていますが基本的には既プレイの方向けに記事を書いていますので、是非購入してプレイされてから見ていただけると嬉しいです。
特に未プレイの方はこのブログを見ることは非推奨です。というのも初めてプレイするゲームは自分の感性を大切にしてほしいからです。
このような考察ブログを先に読んでしまうと先入観でゲームをプレイしてしまうことになります。

ゲームからの引用が非常に多くなってしまいますが、それは細かくこの部分のシナリオがどのような意味を表しているのか考察したいということと、わざわざゲームを起動してシナリオの確認をすることなく見られるように書いているだけであり、未プレイの人でも理解できてしまう面についてはそのことを推奨していないということだけはここに明記させていただきます。
私自身の考察等を見ていただき、こんな理解の仕方もあるのかと思っていただくためにやっているのであり、それが最初の印象にきてしまうのと作品が先に来るのとでは違うものだと思います。

興味を持たれた方は是非先にプレイして頂きたいと思います。

作品紹介:Summer Pockets,Summer Pockets Reflection Blue

作品紹介

Summer Pockets

Summer Pockets Reflection Blue

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はじめに

皆様お久しぶりです。lowhigh物というものです。

今回はSummer Pocketsとその続編であるSummer Pockets Reflecrtion Blueについて紹介していきます。

無印のSummer Pockets自体は既にプレイしていたのですが色々忙しく記事にするところまでできていませんでした。

現在は新型コロナウイルスの影響下で余裕ができたため記事を書いている状態です。

記事のタイトルにもある通り今回は考察などではなく

作品紹介としてこの作品のすばらしさを伝えることが目的です。

というのもKeyのゲームは様々な人が考察を書いているということもありますが、

そもそもKeyのゲームはとても分かりやすい優しいシナリオなので

特に考察する必要もないと感じているからです。

 

作品コンセプト

この作品のコンセプトは「夏の思い出」です。

子供のころ夏を駆け回っていたあの夏休みを思い出そう・・・

とゲーム序盤やゲーム説明で言っていますがこのゲームはそれだけではなく

「あらたな思い出を作り出す」「昔の記憶を思い出す」という点に置いて

ずば抜けて素晴らしくできている作品です。

 

なぜこの作品がここまで評価されているか

Keyというブランドはかつて様々な著名タイトルを作り出し、

多くの人間やクリエイターに影響を与えてきました。

その中でも特にビッグタイトルとされるものは

AIR(2000/9/8)」

CLANNAD(2004/4/28)」

リトルバスターズ!(2007/7/27)」

の三つです。(Kanonはここでは外しておきます。処女作の補正が強いと思うので。)

しかしこの作品群を見ればわかる通り大ヒットした最後の作品であるリトバスの発売日は2007年7月27日とここ10年以上大ヒットと言われるような作品を出していませんでした。

 

その間にやっていたKeyのアニメオリジナル作品「Angel Beats!(2010/4/2)」「Charlotte(2015/7/5)」はアニメファンにはそこそこウケたものの、

かつてのビッグタイトルを経験しているファンにはあまりウケませんでした。

「麻枝(原案者)はアニメに向いていない」と言っているファンもいたそうですね。(本人談)

 

そんな状況の中でかつてのファンも納得させるほどの作品がでてきました。

それがこの作品「Summer Pockets」です。

なぜこの作品は多くの人に受け入れられたのか私自身の考えをもとに

以下のポイントに分けて説明していきます。

- 様々な人に受け入れられた「夏の思い出」

- 純粋な作品としてのクオリティの高さ

- 「夏の思い出」と「ファンタジー」の相性のよさ

 

 

様々な人に受け入れられた「夏の思い出」

このゲームのシナリオはかつてKey作品をプレイした人間には

どこかで聞いたことのある、見たことのあるシナリオでした。

過去作のシナリオや設定と非常に似ていたからです。

一度見たことがある展開ですがそれでも感動までもっていかせるのがKeyの制作陣。

脚本、台詞、イラスト、音楽で新たな夏の思い出へと昇華させました。

これが終盤に出てくるこの作品の本当に大切なものに繋がっているんですよね。

この作品の細かい出来の良さでKeyの制作陣の純粋な制作能力の高さを伺えます。

そしてこの夏の思い出はKey作品をプレイしたことのない人にとっては

今までに経験したことのないとても大切な思い出になったことでしょう。

 

純粋な作品としてのクオリティの高さ

このゲームは偉大な過去作と比較しても非常にクオリティの高い作品だと思います。

特に注目したいのは

・個別ルートシナリオの完成度の高さ

・外部人材も登用したイラストのクオリティの高さ

・音楽作成陣のクオリティの高さ

です。

個別ルートシナリオの完成度の高さ

かつてのKey作品では個別シナリオルートは苦行、

全部終わってからが本編だという人もいましたが

今作は個別ルートの出来が非常に素晴らしいです。

台詞や展開、謎への持って行き方がとてもテクニカルだと感じられます。

 

外部人材も登用したイラストのクオリティの高さ

かつてのKey作品ではキャラクターデザインは所属のイラストレーターが

担当することが多かったですが今作では永山ゆうのん先生と和泉つばす先生

二人の外部のイラストレーターが外注として参加し制作しています。

さらに新規の所属原画家としてふむゆんさんもこの作品で参加しました。

その外部の影響も受けてか今作のNa-Ga先生のイラストのクオリティの高さは

今まで以上に素晴らしかったと思います。

過去のヒットタイトルはシナリオや音楽などがずば抜けていましたが

やはり…少し画風が古すぎるというのは

新規参入がしづらかった大きな要因と言えます。

自分はいたる先生の絵が嫌いではないのですが…

やはり時代錯誤というものは感じられます…

このあたりのしがらみは今回は関係ないため多くは語らないこととします。

 

音楽制作陣のクオリティの高さ

音楽制作陣は今作に来て一つの完成系に近づいたなと思いました。

過去作では麻枝准が作るメインテーマによるワンマンプレーが非常に多かったですが

今作の音楽制作陣はそれぞれの得意分野をぶつけて

麻枝准の作るものに追いつけるほどの音楽に仕上がっていると思います。

特に私が注目したいのは「水月陵さん」です。

過去にはKey作品の編曲等担当されていたようですが今作で作曲を手掛けています。

(もし過去に作曲担当になっている物があれば教えていただきたいです)

この水月さんが作る音楽はピアノメインで

Key作品の切なさをこれ以上ないほどに盛り上げてくれる素晴らしい音楽家さんです。

しろはのBGM「White Loneliness」、「White with You」

静久のBGM「Tender Purple」

全体BGM「時編み」「木陰の憩」「夜は短く、空は遠くて・・・」

そして誰もが引き込まれるスタート画面のBGM「Summer Pockets

等を手掛けています。

是非ギャラリーのトラックリストやオリジナルサウンドトラックで聴いていただきたいです。

 

「夏の思い出」と「ファンタジー」の相性のよさ

この部分は完全に主観が入ってしまいますがKeyの「ファンタジー要素」と

今作のコンセプト「夏の思い出」はとてもマッチングが良かったと思います。

きっとこれ以上の夏の思い出はない、そう思わせてくれます。

 

 

 

 

以上がSummer Pockets、及びSummer Pockets Reflection Blueの紹介です。

既プレイ向けの人に一言いいますと、いや~サマポケRBも良かったですね~・・・

識ルートとうみちゃんルートは特によかったです。

静久ルートとのみきルートは少しリアルよりの話だったのであくまでサブストーリーなのかなと思いました。もちろんめちゃくちゃ感動しましたけどね。

やはりサマポケで評価が高くなるのはファンタジーよりのルートかなと思います。

前作プレイした人向けの追加イラストも良かったです・・・

そして今回は・・・七つの海を越えることが出来ましたね・・・

ノラと皇女と野良猫ハート2(ノラとと2)全編感想

お久しぶりです。

なかなか長い期間が空いてからの記事で申し訳ありません。

他のゲームやったり、リアルでの用事などをこなしていると中々この手のゲームはすすまないものですね・・・

 

さて、そんな理由もあったわけですがゲームの進行に影響したのは他の要因だけではなくこのゲーム自体にもあるわけでして・・・

 

その大体の感想をここに書かせていただきたいと思います。

 

まず第一に言っておきたいことは

「ノラとと1からかなり作風が変わっています」

 

ええ、これは本当に。

 

私はノラとと1のことを全体的に読みにくくて難しいが、

尖った部分も持っておりそれが非常に魅力であるという風に書きました。

 

それと比較するとノラとと2になってから文章の重さと言いますか、読みにくさみたいなものは少し解消されたように思えます。

 

ではなぜゲームを進めることに躊躇いがあったのか、それはノラとと1の時の尖った良さが変わってしまったからなんですね・・・

 

1.恋愛ゲームとしての要素が弱い

これが致命的な要素。

告白シーンが弱いヒロインが多すぎる。

一度通してプレイする中で明確な告白シーンが見られたのはルーシアルートくらいではなかったかと思います。

その弱い一番の例がノブチナルート。

「私たち、付き合ってみるか」

からいきなり始まる恋愛要素。

流石に恋愛ゲームで告白シーンが1行程度で済まされるのはやはり納得は行かない。

これ、恋愛ゲームでやる必要がありますか?といった感じ。

ノラとと1の時は沢山魅力的な告白シーンがあったはずなのに・・・

 

2.前作で見られたダークストーリーの面が弱い

やはり前作の魅力と言えば可愛いキャラとは正反対のエグイシナリオってのは一つあったと思うんですよ。

もちろんアレは一般受けするものではないと思いますし、苦手と思う人も数多くいるでしょう。

ただ、ノラとと1はそれこそが魅力だったと思うんですよね・・・

読みにくくてエグイ人間的なシナリオ、それがこのノラとと2で見られたのはノブチナルートだけでした。

それ以外はふわっとした無難な話にまとめていたという印象です。

ゲームをプレイする前に書いた記事の期待度を見ていただければこの部分に関しては特に説明はいらないかと思います。

本当にもったいない。

結構楽しみにしていたんですけどね・・・

 

 

以上の二点がノラとと2と前作との違いでしょうか。

ちなみに一番評価が高かったのはルーシア√でした。

シナリオ構成が特殊なものですが、私の視点からするとノラとと2の中では無難にまとまっていてよかったかなと思います。

あとツンデレとかクーデレとか大好きなんですよね。

 

 

今回の感想は私個人のもので他の人ではまた変わってくると思います。

1に出てくる可愛いキャラクターが好きだった!って人からすればこのゲームはめちゃくちゃ良かったと思いますけどね。

めんどくさい表現も減らされていたし、キャラクターは魅力的だし。

1の時の癖の強さを全てスルーできていた人は絶賛できる続編であったと思います。

そしてシナリオ面で推していた人はノブチナルートを推すという、キャラクターによってある種住み分けのようなものがなされていたように思えたりもしますね。

 

ただしそのどこにも私は入れなかったのでしょう・・・

 

細かい考察記事を書くかもしれないものは今のところアイリスちゃんかルーシアちゃんですかね・・・

 

アイリスルートを書くのであれば付き合うまでを書くと思います。

ルーシアルートは全編書きます。

 

またリアルの方が忙しくなったり、別ゲーで忙しくなったりと不定期な更新になるとは思いますが自分らしい細かい記事づくりを心掛けたいと思います。

 

また、二周目もプレイする予定ですのでその時に自分がまた新しく気づくこともあります。

その場合はまたこの記事や考察記事も変わっていくかもしれませんがよろしくお願いします。

感想レビュー 第3作目:ノラと皇女と野良猫ハート2(ノラとと2)

お久しぶりです。lowhigh物と申します。

随分長いこと記事をかけなくてすみません。

今はリアルの方が少し余裕が出てきましたのでまたブログ活動を進めていこうと思います。

 

さて、今回記事にしていくのは

ノラと皇女と野良猫ハート2」

私が初めて記事にしたノラととの続編となる作品です。

harukaze-soft.com

 

 

この記事を描いた時点では共通ルートまでしかプレイしていません。

そこで、この記事では共通ルートまでを踏まえての感想等を書いていこうと思います。

しかし今の時点でこのゲームは記事を書きたいと思うほどの作品だと思っています。

 

共通ルートをプレイした上での感想ですが、前作の「ノラと皇女と野良猫ハート」の続編としては正統な進化を遂げた続編になっている印象でした。

 

前作の簡単な感想については以下の記事を見ていただければと思います。

low-high-obj.hatenablog.com

 

前作から変化したポイントはまず一つ「演出」にあると思います。

映画のように動く綺麗な演出には驚かされました。

これが個別ルートでも見られるのであれば、ノラととの世界観をより動きのある描写で表現できるはずです。

今の時点で少し楽しみなポイントですね。

 

 

もう一つのノラとと2の注目するポイントと言えばやはりその「ヒロインたち」にあるでしょう。

攻略ヒロインは

「忘れられた国の皇女」

「任侠一家の娘」

「皇女を継ぐことが出来なかった長女」

「皇女を姉にもつ三女」

この4名だと思われます。

 

私はこのヒロインたちとこのゲームを見た時に初めて思った印象は

「いままで陰の中で暮らしてきたような人たち」がヒロインになっているゲームだと感じました。

 

ノラとと1の時のヒロインは、確かにストーリーに暗い面が多かったのですが、ヒロインたちは「ヒロインになるべくしてなったようなキャラクター」が多かったと思います。

言うなれば、ノラとと1では「光に差す陰のようなシナリオ展開」でした。

 

しかし、ノラとと2のヒロインたちはその1で選ばれなかったキャラクターや、「忘れられた国」といういかにも暗い設定のキャラクターのみで構成されています。

 

その暗い世界で生きてきたノラとと2のヒロインたちは明るい世界で生きてきたノラとと1のヒロインたちとは全く違う感性をもって生きているはずです。

 

ノラとと1で見た悲しくも勇気のあるストーリー、それがこの暗い世界の中でどう変わっていくのか。

特にその陰の描写は前作でも非常に評価しているところなので期待してならない作品ですね。

 

 

以上の2点が共通ルートをプレイした上で1作目と比較したポイントです。

このゲームもプレイし次第自分なりの考察を記事にまとめていきたいと思います。

 

ここまで見てくださりありがとうございました。

考察記事の方も見ていただけると嬉しいです。

少しできるまで時間が掛かりますが、更新頑張ります。

 

 

↓以下個別ルートの考察記事

 

・ユウラシアルートの考察記事はありません

 

・ノブチナルートはいい話だったとは思いますが恋愛ゲームとは言えないシナリオだったので記事はありません

オトメ*ドメイン 全編考察

※注意 以降、ネタバレ要素を含みますので未プレイの方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それではこのゲーム全体の考察をさせていただきます。

 

最初に言っておきましょう、このゲームは素晴らしいです。

 

どこが素晴らしいかって、真の意味でヒロインに向かい合っているから素晴らしいんですよ。

 

前にも紹介したと思いますが、このゲームは「残念なヒロイン」がキーポイントの一つにあるわけです。

 

もし、仮に話題をかっさらうために男の娘主人公と残念ヒロインを登場させて普通のシナリオだったらおそらく私はこのゲームをこのような記事にしていないでしょう。

 

どういうことか、もう少し言及しましょう。

 

「ちょっとヘンテコだけど可愛いヒロインだから許せてしまう」

 

この程度の認識でシナリオが続いていたら私はここまで肯定的な記事にしないということです。

 

このゲームの主人公、湊は非常に一般的な感性を持った主人公なんですよ。

 

変なヒロインのことをこのままではいけないと思っているし、本当にそのヒロインのことを想って、悩んで、行動してくれるんですよ。

 

これこそがマイノリティなヒロインを本当に愛してあげるシナリオだと思います。

 

 

 

柚子ルートでは家事をできるようになるまで付き合い、自信がない柚子を救い出しました。

 

ひなたルートではひなたの中二病にずっと付き合う存在になり、ひなたの本質を見出し大人の振る舞い方を示しました。

 

風莉ルートでは、共にひとつひとつ成長していきながら、風莉は皆に慕われるような理事長になることができました。

 

 

 

本当にこのゲームはキャラクターに対して非常に真摯に作ってくれている印象があります。それが本当に評価が高いポイントなんですよね。

 

 

そして上記の内容があるからこそ湊は非常に魅力的な主人公なんですよ。

まっとうに悩み、そしてヒロインを愛して、最後に最高の結末を持ってきてくれる。

私が今までやったゲームの中で最も筋の通った主人公だと思います。

 

 

そして湊のキャラクターが非常に繊細に作られているんですよ。

 

主人公のキャラクター性が必要なのか?という話になってしまいますが、私はエロゲ―であるからこそ主人公のキャラクター性というものは非常に重要なものであると考えています。

 

それはなぜか?選択肢が以上に少ないからです。

自分の選択が話につながらない以上、その話を決めていく主人公のキャラクターがうまく作られていなければストーリー進行はあやふやになってしまうと思います。

 

それゆえに魅力のある主人公を作れるかどうかは重要な要素となるでしょう。

 

その点から考えて湊という主人公は素晴らしいんですよ。

見た目こそ可愛いですがその行動は芯が通っていて男らしい。

そしてラストでしっかりと決めてくれる。

 

 

これがこの作品の魅力一つです。

 

 

 

 さらにシナリオ構成が非常にキレイで完成されていることも魅力の一つとして挙げられるでしょう。

 

このキレイなまとめ方は素晴らしく、ストーリー展開に不要な部分が少なく読みやすい文章で、ミドルプライスのゲームにここまでのシナリオを作り込めるのは並大抵のことではないと思います。

 

 

 

 

そしてもう一つはえっちシーンでの表現が素晴らしいということですね。

 

本当に愛情表現という意味でえっちシーンをすごく上手く描けていると思います。

 

少し恥じらいがありつつも好きな女の子と繋がれてうれしい気持ち。

しかしながらやっぱり照れて火照ってしまう。

好きな女の子を大切にしてえっちする場面がキレイに描かれています。

 

これは18禁ゲームだけにしか表現できないことだと思うんですよね。

 

ヒロインの本当に可愛いところを堪能できる素晴らしいシーンが一杯でした。

 

ただしこれに関しては主観的な意見が強いので何とも言えませんね。

他の刺激が強いえっちシーンをたくさんプレイされてる方では退屈に思えるかもしれません。

とりあえず私は愛情表現がすばらしいと感じたということです。

 

 

 

 

そして追加パッチについてひとことだけ言及させてください。

 

確か人気投票で1位になったことから追加パッチとして風莉視点で湊とえっちをするシーンが描かれたものでした。

 

しかしこれはただ単に話題性をかっさらうものという認識だけではなく、偉大な新規性を持った切り口になっていると私は思うんですよね。

 

それはなぜか、「えっちシーンのヒロインの心情を直接的に読み取ることができるから」ですよ。

 

私は男の娘もののゲームをするのがこのゲームが初めてだったんですが今までにこのような視点でえっちシーンを書き上げたゲームはあったんでしょうか?まだ知識が豊富ではないためそこまで言及することが出来ないのですが、斬新な表現ですよね。

 

本来えっちシーンではヒロイン視点になるとビジュアル的に耐えられないものがあるわけですが、男の娘という属性で補完することでそれが可能になるんですよね。

そしてそれによりえっちシーンのヒロインの心の声を聴くことができるという男の娘の最大クラスの活用法ではないかと思ったわけですよ。

 

そういう意味でこのパッチは非常に素晴らしかったと思います。

 

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というわけで、このゲームは全体的にバランスがよく良いゲームだったと思います。

特にコレという致命的な欠点はなかったように感じますね。

ヒロインの魅力もあって、シナリオも読みやすい上に読み甲斐がありました。

二回目プレイしても楽しいと思える作品です。

これがエロゲプレイして2作目ですがいい作品に出逢えたと思いました。

これからもいろんな作品をプレイしていきたいところですね。

 

ここまで見ていただきありがとうございました。

また次回のゲームの記事も見ていただけると嬉しいです。