lowhigh物のゲーム見聞録

主にギャルゲー、エロゲ―の感想を語るウェブログです。既プレイ向けの考察を行っているため、未プレイの方は読む記事に注意してください。

ノラと皇女と野良猫ハート 黒木未知ルート 感想 考察2

※注意 以降、ネタバレ要素を含みますので未プレイの方はご注意ください。

 

↓前回の記事

low-high-obj.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒロインのレビューは前に引き続き

  1. 共通ルートを通して
  2. 物語中盤
  3. 物語後半
  4. 物語結末

の流れで進めていこうかと思います。

 

先に言っておきますが、

私はノラととの中で黒木未知ルートが一番好きです。

 

エンディングとかシナリオの運びとかはさておき・・・

一番泣けるルートだと思います。

 

 

 

 

1.共通ルートを通して

 

なんといっても共通ルートで言えることは告白のシーンです。

 

この「告白」は未知ちゃんルートを紐解くキーになります。

 

 

「ーーノラっ」

 

「貴方のことが好き!」

 

「寝ても覚めても好き!」

 

「アナタ以外のことなんて考えられない!男子の中でも一番好き!ずっと好き!ちょー好き!」

 

「一緒に手つなぎデート!あと、キスもしたい!寝てるアナタにキスをして、まずはほっぺ、次におでこ、耳かき休憩をはさんで、次に唇!」

 

「そして舌と舌がちょっとぶつかるなんていう大人なキスもアナタとだけ試したいです!」

 

「だから、どうか、私とーー私と付き合ってください!!」

 

「私の!!一生モノでいてください!!」

 

 

ただ、一回目はパトリシアが代わりにこのセリフをノートから詠むんですけどね。

 

一回目にこの告白を聴いたときは「はぁ・・・?」となり、

 

一周回って笑えてきました。

 

 

それと重要な要素としては共通ルートの時点で元凶であるパトリシアを除くと既に主人公のノラが猫になるということを知っている唯一のヒロインということでしょうか。

 

これはシナリオが進んでいく上ではかなり重要なファクターになってくるでしょう。

 

なににしろ、共通ルートを進めるだけではあまり見えてこないものです。

 

 

しかし、共通ルートの最後の方では未知ちゃんの抱えている問題も明らかになります。

 

未知ちゃんのお母さんは非常に教育熱心で、勉強を強制してくるというわけではないのですが・・・

 

常にプレッシャーというか・・・そういうものをかけてくる親です。

 

ですが、何よりも問題なのは階級意識が高いことですね。

 

未知ちゃんのお母さんは高級住宅街に住むお金持ちであり、ノラの家の人間をひどく嫌っており、

 

昔、未知ちゃんがノラの家に通っていたこともあったのですがそれを無理やり引き離すなど、排除することに関しては徹底しています。

 

また、未知ちゃんのお母さんはシングルマザーのようで、ことあるごとに未知ちゃんに父親の話を持ち掛け、愚痴を言うのが日常です。

 

つまりは毒親ということですね。

 

 

以上が共通ルートでの未知ちゃんのキーポイントと抱えている問題点です。

 

共通ルートで告白こそしましたが、本当に好きなのか。

 

そしてこの優等生、黒木未知がなにを考えて人を好きになったのか、

はたまた好きになっていくのか。

 

そして抱える問題をどう解決していくのか。

 

これらがどうなるかを楽しみに個別ルートに入っていった記憶があります。

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2.物語中盤

 

未知ちゃんの個別ルートに入ってからのお話です。

 

ルートに入ってからは当然未知ちゃんと接する機会が多くなります。

 

未知ちゃんに勉強を教えてもらうのがメインでしたけどね。

 

それと共に二人の仲も深まっていきます。

 

そんな中パトリシアちゃんがノラを猫化しないようにする儀式を調べ、提案します。

 

しかし、その方法では最後にノラにキスをする必要があります。

 

ノラはその役目を未知ちゃんに手伝ってもらえないかとお願いしますが、

そのお願いは即座に断られてしまいます。

 

それは未知ちゃんの中での葛藤でした。

 

未知ちゃんは超のつくド真面目人間なので恋愛をしたことがありません。

 

しかし、その気持ちを知りたいと思い、恋愛ノートなる産物も作り出してしまうほどの真面目さとアホさ加減です。

 

共通ルートにもでできた告白のセリフもそのノートの中の一つですね。

 

それでノラを使って恋愛がどういうものか知ろうとしたわけですが、二人の仲は思った以上に縮まり、未知ちゃんはノラのことが本当に気になってしまった流れのようです。

 

しかし、彼女はその気持ちをどう受け止めればいいかわかりません。

 

その最後の踏み出す勇気は明日原ちゃんが一押ししてくれます。

 

 

黒木「だったら、恋愛すればいいんじゃないですか!?」

 

 明日原「したら?」

 

黒木「恋するピエロでも、真剣に恋愛したら、なにか変わるんじゃないですか!」

 

明日原「うん。したら?」

 

黒木「大体、人の恋愛を笑うほうがおかしいんですよ!」

 

黒木「恋するお子様ピエロアドバイザーが恋するのって、間違ってますか!」

 

 

未知ちゃんは何か自分の中に変化を求めていたのかもしれません。

 

勉強や、親の言うことを聞くより何か大切なこと。

 

幼いころに捨ててきてしまったもの。

 

その変化はノラに恋をすることで少しづつ見えてきたようですね。

 

 

そのような経緯もあり、未知ちゃんはノラの申し出を受け入れます。

 

しかし・・・っ

 

ノラ「今のさ」

 

ノラ「告白じゃないよ?」

 

必死の覚悟を決めた未知ちゃんはあえなく破れてしまいます。

 

 

このノラの好きの価値観は明日原ルートにもあったように

 

護りたいと思う関係であったり、わかりたいと思う関係ですから

 

ノラにとっては黒木のことは仲がいい女の子ではあるけれど、

 

好きと思うには至らないということなのでしょう。

 

まだノラは未知ちゃんの思いや問題なども理解していませんからね。

 

 

そんなこんなで、ノラを猫から人間に戻す儀式が始まります。

 

儀式を終え、無事解決・・・かと思いきや・・・

 

今度は未知ちゃんの猫化が始まってしまいました・・・

 

 

この世界の魔法は全然安定しませんね・・・

 

 

こんな感じでこのルートはどういう風に落ち着くのでしょうか・・・

 

二人の恋はどんな結末を迎えるのでしょうか。

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